SUB-AGE. SINGLE BREASTED JACKET


こんにちは、岩崎です。





本日はSUB-AGE.18A/W PREから

SINGLE BREASTED JACKETのご紹介です。




【SUB-AGE.(サベージ)】

セレクトショップCANNABISが、東京の若手クリエーターと共にディレクションを手掛ける新ブランド「SUB-AGE.」をスタート。

John's by Johnnyデザイナーの平本ジョニー、グラフィックアーティストのYOSHIROTTEN、KOU等、仲間達とぐるになり作り出すアウトサイダー的ワードローブ。
ミニマルをコンセプトに時代感を射ながらも、根底に感じさせる音楽・アートのカルチャーは、それぞれがインスパイアされてきたものを体現し新たな洋服を生み出します。


18AW PRE COLLECTION

"EVIL(不吉、邪悪)"をシーズンテーマに掲げ、気鋭のグラフィックアーティストYOSHIROTTEN・Ohianaなどのシーズンテーマに紐づいたアートワークを中心としたコレクション。 






SUB-AGE. JACKET : 70,000yen+tax




CHECKEDとBLACKの2色展開になります。

※ピンバッジ付属






フロントボタンが縦一列に並んで仕立てられている、SINGLE BREASTEDの3つボタン仕様のテーラードジャケット。

3つボタンタイプは、2つボタンに比べネクタイが見える「Vゾーン」が狭くなるため、よりクラシックな印象になります。




ボタンの留め方は真ん中のボタンのみ、もしくは一番上と真ん中のボタンを閉じるのが正しい着こなしと言われています。

(段返り3つボタンの場合は、真ん中のみ)




それと基本的には、一番下のボタンは2つでも3つの場合でも留めないでください。

一番下のボタンは装飾ボタンのため、ここを留めるとジャケットの型崩れの原因になります。





model.178cm / size.1



定番のBLACKですが、今回JKTのみならずパンツのシルエットが非常に綺麗なので、フォーマルに着るにはかなりハマります。

特にシングルのBLACKは、式典や会食など使用機会が高いので、最低1枚は持っていて損はありません。






model.178cm / size.2



グレンチェックは英国で19世紀の初めに考案された柄で、ユーロ・トラッドの代表格です。

セットアップでも上下どちらかだけでもコーディネートに取り入れやすく、カラーリングもかなりいい感じなので、個人的にはセットアップを推奨します。




タイトに着たい方はsize.1、オーバー気味で着たい方はsize.2がお勧めです。





パンツはこちらからチェックできます。









3つボタンの位置が通常より上目でタイトシルエット。そしてサイドポケットにはチェンジポケットがついているこのデザインはブリティッシュ感満載です。



特にモッズと呼ばれる、1950年代後半~60年代にイギリスで流行した音楽やファッションなどのライフスタイルやムーブメントが起きた時代によく愛用されていたデザインです。





moedl.178cm / size.1

MILITALY COAT / size.F








セックスピストルズが解散した翌年の1979年に公開された映画「さらば青春の光」はモッズを語る上では切っても切り離せません。

この映画はザ・フーのアルバム

”Quadrophenia”が原作で、製作にはザ・フーのギタリストであるピート・タウンゼンドも関わっています。



ピート・タウンゼント曰く、もともと主演はジョニー・ロットンにする予定だったが、素行の悪さで外さざるを得なかったそう。

さすがだなと思う反面、ロットン主演で見てみたかったです。




*画像参照「さらば青春の光」





これらの画像を見てもわかるように、3つボタンスーツにモッズコートを羽織り、スクーターに乗るというのが当時のモッズの特徴です。

モッズコートはスクーターに乗る際、スーツが汚れないようにするために着られていました。




1960年代に流行したモッズファッションは、音楽と非常にリンクしているし、モッズに影響を受けたミュージシャンも数多くいます。




挙げればキリがないので、ここではあえて省略させて頂きますが、、、

この映画では対立するモッズとロッカーズの暴動事件を描いていて、あのビートルズも関係しているバンドの一つです。


ビートルズはデビュー前、ロッカーズファッションでしたがマネージャーの戦略でモッズよりのファッションに変更。その後、世界一のバンドになったという有名な話があります。

(ただ真意は分かりませんが、のちにビートルズはロッカーズでもモッズでもないと語っています*参照)








ここからはジャケットのデザインについて説明していきます!





〇ノッチドラペル


スーツ姿の顔とも言われるのが襟(ラペル)です。

ラペルとは下襟のことで、デザインは他にもいくつかありますが、今回はシングルジャケットでは定番のノッチド・ラペルを採用。

ラペルの幅を通常より太くすることで、存在感ある仕上がりになっています。





〇チェンジポケット


右腰の上にあるポケットをチェンジポケットといいます。

チェンジはCHANGE=小銭を指し、もともと小銭入れとして使われていました。これも英国調に多く使われていたデザインです。


ブリティッシュスーツは、ボタン位置が高めで着丈が長めにとってあるので、チェンジポケットを付けることでバランスが取れほど良いアクセントになるわけです。





〇ベント


ベントとは背広の後ろ見頃に入っているスリットのことで、窮屈さを減らし動きやすくする役割があります。

腰まわりがシャープに見えるのでタイトシルエットとの相性が良いデザインです。




ベントの起源は、英国貴族が乗馬をする際に、動きやすくするため真ん中を切り裂いたのがはじまりとも言われています。


センターベントの他にサイドベンツとノーベントがあります。


サイドベンツは左右にスリットが入っていて一番動きやすいデザインで、腰に剣を差していたときの名残りだそう。

ノーベントはその名の通りスリットがなく、礼服やダブルに多く使われているデザインです。







袖は飾りボタンではなく本開きになっていて、ボタンにもさりげないデザインがあしらわれていたりと、デザイン、ディテールにとてもこだわっています。



モダンでありながらクラシックな印象を与えてくれる1着です。







SUB-AGEの他のアイテムはこちらです。










今回は英国よりの内容が多かったので、ブリティッシュな作品を選んでみました。










本日ご紹介する映画はこちらです。







~WITHNAIL and I~



1987年製作、ブルース・ロビンソン監督の半自伝的な作品。



1969年のイギリスが舞台で、ユーモアあるブラックコメディー満載です。

ロンドンで同居しているウィズネイルと僕は、役者を目指すも良い結果が出ずに、毎日酒とドラッグに溺れ、貧乏な生活を送っている。

そんな生活に嫌気がさし、そこから抜け出すため田舎のコテージで素敵な休日を送ろうと目論むロードムービー。



特にリチャード・E・グラント演じるウィズネイルの狂いっぷりは見てて飽きないし、どこか共感する部分もあり、シーンを追うごとに病みつきになってきます。



本国イギリスではカルト的な人気を誇っており、ハリウッドにもファンは多くいて、

あのジョニー・デップに「これは完璧な映画だ。僕が死ぬ前に最後に見たい。」とまで言わせた作品です。






ハンドメイド・フィルムスという、ジョージ・ハリスンが設立した映画製作会社が配給しているということもあり、製作総指揮にはジョージも名を連ねています。

そのため流れてくる楽曲も豪華で、そこも注目していただきたいです。



日本での上映はほとんどされてなく、2014年にようやくDVD化されました。

製作から約27年もの歳月を経ています。




監督をはじめ、キャストや製作陣もイギリス出身者ばかりで、内容からも自国愛を感じられるので、ぜひ見て頂きたい一作です。




CANNABIS

音楽・ファッション・アートを切り口にアウトサイダー(異端児)達の集まる場所を目的としたセレクトショップ。